暮らしを快適にする住宅設備をご紹介!費用の目安と選び方

住宅設備を選択するにあたって、まずは「どのような機能があるのか」「実際に自分たちが欲しい機能なのか」を調べることから始めましょう。
最近では、WEBサイトやSNSでたくさんの情報を得ることができるため、比較検討が簡単にできます。
住宅設備に必要な費用と設備選びのポイントを紹介します。

住宅設備の費用と選び方のポイント

キッチン

キッチンの場合、同じメーカーであっても商品名の異なる複数のグレードが用意されていることが多く、商品によって価格も大きく変わります。
大手メーカーのキッチンを見てみると、約50万円~200万円を超える場合もあるのです。
一般的にグレードの高いものほどデザイン性が高く、選べる機能や扉材の種類が豊富になります。
どの商品にするのかを決めてから機能を選ぶようにすると良いでしょう。

キッチンのレイアウト

レイアウトは安いものから「壁付I型」、「ペニンシュラ型」、「アイランド型」、「2列型」、「L型」とあります。
その他にも様々なレイアウトが存在するため、ご自身の使い方や好みに合わせて選択してくださいね。
キッチンのレイアウトによって価格は大幅に変わるため、費用負担を考えると設備選びの際にある程度は決めておくことをおすすめします。

キッチンの天板や扉材

天板や扉材の種類によっても、価格が異なります。
色だけでなく素材や質感も多彩に用意されていて、100種類以上の中から選べるものまであります。
インテリアにこだわりたい方は、自分好みのものを探すためにショールームに足を運んでサンプルを目で見て確かめることをおすすめします。

食洗器の有無

ビルトインタイプの食器洗い乾燥機があれば、食後の後片付けがラクになります。
除菌機能や節水・節電といった省エネ機能などが備わっている高機能タイプもあります。
共働き世帯や家事の負担を減らしたい方におすすめです。

お風呂

お風呂の場合、複数のグレードがあり商品によって機能やデザイン性が異なります。
大手メーカーのお風呂を見てみると、約30万円~150万円の差があるのです。

浴槽の素材

標準タイプの浴槽の素材は、FRPと呼ばれるプラスチック樹脂製のものが主流と言われています。
最近では、湯垢などの汚れが付きにくい人工大理石製の浴槽といった掃除がラクになる素材が人気です。
汚れの落ちやすい浴槽は、標準タイプと比べると費用が約10万円高くなります。

壁パネル

壁パネルは100種類以上の中から選べるものもあるので、デザインを確かめてから決めると良いでしょう。
施工のイメージがつきやすいよう質感や色をWEBサイトで確認することができますよ。
選び方次第で費用が10万円程度変わります。

床材

水はけがよく乾きやすい樹脂素材やタイル素材、汚れが落ちやすい加工を施した床材など標準で備わっているものも増えています。
滑りにくい、カビの心配も少なく掃除がラクといったメリットの高いものを選ぶと良いでしょう。
ヒートショックを防ぐために浴室全体を断熱材で覆うオプションなども用意されています。

浴室換気乾燥暖房機

窓を設けにくい間取り、洗濯物を浴室に干したい場合は、浴室換気暖房乾燥機を備えると便利です。
花粉が気になる時期も気にせず干せて、雨天時の洗濯物を乾燥させるのに大活躍!
寒い冬でも、お風呂に入る前に浴室をあたためておくことでヒートショックの予防につながります。
標準で備わっている換気扇と比べて15万円程度費用は高くなります。

トイレ

節水型が当たり前となっていますが、汚れが付きにくい素材や機能をもつトイレが多数あります。
機能や性能、デザイン性などを調べて事前に決めておくと良いでしょう。

タンクの有無

タンクレスの価格は約20万円。タンクレスよりタンク付きのトイレの方が約7万円安くなります。
タンクレストイレは、奥行が短くなるためトイレ空間をスッキリと広く見せることができて人気です。
タンクレスの中でも、ベーシックな機能のみと高機能タイプのもので約10万円の価格差があります。
タンク付トイレは、本体価格が安いということが最大のメリット。
現在もタンク式トイレは主流として位置づけられており圧倒的に選ばれています。

床暖房

冬場でもエアコンや暖房をあまり使いたくない方に人気のある床暖房は大きく分けて電気式と温水式の2種類があります。
初期費用は1畳当たり、電気式で12,000円~15,000円、温水式で50,000円~55,000円くらいが目安で条件によって変わります。
それぞれの違いを理解してから選ぶと良いでしょう。

電気式床暖房

床下に電気で発熱するヒーターを仕込むことで部屋全体を暖かくする方法です。
部屋全体を温めるのに時間がかかるため、他の暖房機と併用することを推奨しています。
長時間使い続けると低温やけどの恐れもあるので、こまめにオンオフする部屋に向いている床暖房です。
<メリット>
・温水式に比べると初期費用がリーズナブル
・床が暖かくなる立ち上がりが早い
・メンテナンスがあまり必要ない

温水式床暖房

床下に敷いた温水パネルに電気やガスにより温めたお湯を循環させる方法です。
立ち上がりに多少時間がかかりますが、部屋全体を包み込むように温めてくれるため、床暖房だけでも暖かさを保てます。
定期的なメンテナンスが必要なため、その費用が必要になります。
<メリット>
・電気式に比べると高熱費が割安
・部屋全体を包み込むように温めてくれる
・低温やけどのリスクが少ない

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キッチン・お風呂・トイレといった設備は、毎日使うものだから絶対にこだわりたいところ!
ただし、マイホームの予算には限りがあるため、本当に必要な設備なのかを見極めることが大切です。

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