最新の省エネな家でも、その内部の構造や施工の質が気になるものです。
特に、大切な自宅を建てる際には、そのすべての工程がどのように進行しているのか、細部にわたるこだわりや技術がどのように活かされているのか、知りたいと思う方も多いでしょう。
そこで今回、私たちは「子育て家族に寄り添ったZEHの家」の建築現場から、その全工程を詳細にレポートします。
職人たちが丁寧に説明する工程を通じて、どのように家が形成されるのかをご紹介します。
入念な検査や組立作業の様子も動画で解説しています。
基礎工事から始まり、順を追って建築の過程をご覧ください。
内部木工事
2023/10/21
こんにちは、アイフルホーム大阪大東店の赤杉です。現在、建設中の住宅では内部と外部の工事が順調に進行しています。
内部では木工事が盛んに行われており、壁のボード張りが進められています。
これは、室内の壁面を仕上げる作業で、部屋の外観と機能性を大きく左右します。
壁のボード張りが完了した部屋から、天井の下地作りとボード張りに取り掛かっています。この作業は、室内の美観を高めると同時に、断熱や音響効果を向上させる重要な工程です。
木工事の完了予定は11月初旬です。
外部ではサイディングの張り作業が完了し、破風板の取り付けが行われました。破風板は、屋根の端部分を覆う板で、雨水の侵入を防ぐとともに、建物の外観を整える役割を果たします。
外部工事も予定通りに進んでおり、11月初旬には足場の解体を予定しています。
外壁サイディング
2023/10/10
こんにちは、アイフルホーム大阪大東店の赤杉です。
先週の雨仕舞検査と放水検査に合格し、現在は外壁のサイディング施工を進めています。
今回のサイディング施工では、従来の胴縁(木材)を使用せず、通気金物を取り付けることで通気層を設ける工法を採用しています。
この通気金物は厚みが15ミリメートルあり、防水シートとサイディングの間に適切な隙間を確保することで通気層を形成しています。この通気層は、壁内の湿気を効果的に排出し、壁体の健康を保つのに重要な役割を果たします。
サイディングの施工は通常2人以上で行いますが、今回の職人さんは一人で非常に丁寧かつ迅速に作業を行える優れた技術を持っています。
サイディングの一枚の寸法は455×3030×15ミリメートルで、重さは約20キログラムです。
サイディングの取り付けが完了した後、太陽光パネルの設置作業を行い、11月初旬には足場の解体を予定しています。太
陽光パネルの設置は、このZEH住宅の省エネルギー特性を高めるための重要なステップです。
高品質かつ環境に配慮した家づくりを目指しており、これらの作業はその一環です。
引き続き安全で効率的な作業を進めていきます。
雨仕舞検査・放水検査
2023/10/04
アイフルホーム大阪大東店の赤杉です。
本日、私たちはZEH(ゼロ・エネルギー・ハウス)の家の建設において、重要な雨仕舞検査と放水検査を行いました。
まず、外壁面に防水シートを張り、外壁貫通部の処理を完了しました。
これにより、建物が水漏れを起こさないようにするための準備が整いました。
防水シートは建物を雨水から守るために非常に重要で、特にサッシ周りや外壁貫通部の処理は、雨漏りを防ぐ上で重要なポイントです。
雨仕舞検査は、瑕疵担保保険(ハウスジーメン)の検査官によって行われます。
この検査では、防水シートの重ね寸法や貫通部の処理、サッシ周りの防水シートの止付け状況などを細かく確認しました。この検査は無事に合格しました。
続いて、放水検査を実施しました。これは、高圧洗浄機を使用して、特に雨漏りのリスクが高いサッシ周りや外壁貫通部に重点を置いて水をかけ、雨漏りがないかを検査するものです。放水しながら建物の内部を確認し、全箇所で雨漏りがないことを確認しました。
これらの検査に合格することで、私たちは安心して内部作業を進めていくことができます。これらの検査は、建物の耐水性を確保し、将来的な雨漏りの問題を防ぐために非常に肝心です。
安全で快適な住環境を提供するために、このような厳密な検査を行うことが私たちの責任です。
動画 建て方チェック編
2023/09/28
建て方の作業では、大工さんが建物の骨組みを組み立てていく重要な工程です。
この工程では、建物の強度や安全性、将来の住み心地に直結するため、細部にわたる正確な作業が求められます。
私たちは、大工さんが作業を進める間に、細かい部分まで徹底的にチェックを行っています。これは、より良い家を建てるための必要不可欠なステップです。私たちのチームは、建物の寸法、材料の配置、接合部の確認など、各段階で正確に作業が行われているかを確認します。
このようなチェックは、後に大きな問題になる可能性のある小さなミスを防ぐためにも非常に重要です。私たちは、安全で快適な家を建てることですので、このような細部にわたるチェックは、安全な家づくりの基礎となります。
私たちがどのように細かくチェックを行っているかをお見せすることで、私たちの家づくりへのこだわりや、最終的な製品の品質を理解していただけると思います。
ぜひ動画でご覧になってください。
動画 木工事編No3
2023/09/28
アイフルホ-ム大阪大東店 赤杉です。
子育て家族に寄り添ったZEHの家
今回は、木工事編No3です。
2階床張り作業から棟上げ作業の動画になります。
軽快に組み上げっていく様子をご覧ください。
子育て家族に寄り添ったZEHの家 中間検査
2023/09/28
本日行われた中間検査(構造)について報告します。
今日、私たちは検査機構と瑕疵担保保険による中間検査(構造)を受けました。この検査は、建物の構造に関するもので、建物の安全性や強度を確認するために非常に重要です。
検査官は兼任の方でした。検査はまず建物の配置の確認から始まり、その後、関連する書類の確認に移りました。書類確認は、建設に使用された材料や工法が計画通りであること、また法的な基準に適合しているかを確認するためのものです。
書類確認が終わると、構造金物のチェックに移ります。
これは、図面通りの位置に指示通りの金物が取り付けられているかどうかを、1か所ずつ慎重に確認する作業です。構造金物は建物の強度と安全性に直接関わるため、この部分の検査は特に重要です。
無事検査合格となりました。
これにより、私たちは次の工程へと進むことができます。構造の検査に合格することで、建物が安全で信頼性の高い構造であることが確認され、これからの工程にも自信を持って取り組むことができます。
動画 木工事編No2
2023/09/23
アイフルホ-ム大阪大東店 赤杉です。
子育て家族に寄り添ったZEHの家
今回は、木工事編No2です。
前日に1階の床張りから1階柱及び2階床梁の組立を行なっています。
ちゃんと垂直になっているのか確認しています。
その工程を一部始終残していますので、ご覧ください。
動画 木工事編No1
2023/09/22
アイフルホ-ム大阪大東店 赤杉です。
子育て家族に寄り添ったZEHの家
土台敷き込みから床下断熱材施工までの工程を動画にしています。
仕上がると見えなくなる場所ですが、建物の基礎となる部分になりますので、どうぞご覧ください。
子育て家族に寄り添ったZEHの家 建て方
2023/09/18
本日、9月18日(月)大安 上棟式を執り行いました。
天気にも恵まれました。
安全を祈願しながら、四方お清めを行いました。
引き続き、安全第一で作業を行っていきます。
子育て家族に寄り添ったZEHの家 建て方
2023/09/14
アイフルホーム大阪大東店の赤杉です。本日の建て方作業について報告します。
今日は建物の建て方作業を行いました。これは、建物の骨組みを組み立てる作業で、建物の構造となる重要な段階です。前日にはすでに2階の梁(はり)まで組み上げており、今日の作業は2階の床の合板を張るところからスタートしました。
朝夕は気温が下がり、作業しやすい気候になっていますが、日中はまだ暑さが厳しく、作業中には汗だくになる状況でした。しかし、予定通りに進めることができ、棟(むね、建物の最上部の梁)を上げる作業と、大屋根の野地板(やじいた、屋根の下地となる板)の仕舞い作業まで完了しました。
この段階を終えることで、建物の基本的な骨組みが完成し、これから内装や外装の作業に移行していきます。棟上げは建物の建設において重要なマイルストーンであり、ここまで来ると建物の形がはっきりと見えてきます。これからも安全第一で、質の高い家づくりを進めていきます。
動画 基礎コンクリート打設編
2023/09/14
アイフルホ-ム大阪大東店 赤杉です。
今回、私たちは子育て家族向けのZEH(ゼロ・エネルギー・ハウス)住宅の建設における基礎コンクリート打設工程についてご紹介します。
まず、コンクリートを打設する前に重要な作業があります。
それは、散水作業です。
この作業の目的は、コンクリートが水とセメントの化学反応によって硬化する際に、水分不足による強度の低下やひび割れを防ぐことです。
型枠の木枠や地面が乾燥していると、新しく打設されるコンクリートの水分を吸い取ってしまうので、事前に湿らせる必要があります。
次に、コンクリート試験を行います。これは、用意されたコンクリートが事前に報告された内容に基づいて作られているか、そして十分な耐久性を持っているかを確認するためのものです。
コンクリート打設を行う際には、配筋(鉄筋の配置)を乱さないように注意します。打設が完了すると、左官屋さんがトンボを使ってコンクリートを押さえ平らにします。
翌日、型枠の墨出し作業に入ります。
これはコンクリートの接合部や境界を明確にするための作業です。事前準備としてレイタンス処理も行います。レイタンスとは、セメントの微粒子などが堆積して形成される脆弱な層で、これが残ると接合部の強度が弱くなり、ひび割れの原因となることがあります。
最後に、アンカーボルトや型枠の位置を最終チェックし、社内で確認を行います。
この基礎コンクリート打設工程の動画を撮影し、アップロードしました。ぜひ、この動画をご覧になってください。
動画 基礎検査 確認検査機構編
2023/09/13
アイフルホ-ム大阪大東店 赤杉です。
家が完成すると、その構造や基礎が見えなくなってしまいます。
だからこそ、工事の前と途中で、私たちは徹底的にチェックを行います。まず、自社で検査を行った後、第三者機関による検査を実施します。
国土交通大臣指定の保険法人が行う現場検査を、法律で義務付けられている基礎と構造体の2回の検査に加え、さらに「外装下地検査」を実施しています。
これは、雨がしっかりと防げているか、雨漏りを防ぐための検査です。
これにより、私たちは合計3回の検査を行っており、これによりより良い家を建てることができるのです。
今回は、住宅瑕疵担保責任保険法人「ハウスジーメン」さんに検査を依頼しました。彼らは建物の寄り寸法を確認し、建物全体の撮影を行い、無事に合格をいただきました。
この基礎工事に関する検査の様子は動画で撮影し、アップロードしていますので、ぜひ、この動画をご覧になって、私たちの工事の進行状況を確認してください。
動画 基礎工事編
2023/09/11
アイフルホ-ム大阪大東店 赤杉です。
ZEHの家の掘削工事を行い、住宅の基礎となる墨出しを行いました。
墨出しとは工事の作業をするための水平位置や中心位置を表示することをいいます。こちらがずれると建物が歪んでしまうので、何度も確認しながらの作業になります。
その後、外周部の型枠の建て込み作業に入りました。
さらに土間配筋工事を行い、建物の基礎を作っていきます。
基礎工事編の動画をアップしました。
こちらから動画でぜひご覧になってください。
基礎工事
2023/08/24
アイフルホーム大阪大東店では、子育て家族向けのZEH(ゼロ・エネルギー・ハウス)の家を建設しています。ZEHは、省エネルギーと再生可能エネルギーの利用を組み合わせて、年間のエネルギー消費量を実質的にゼロにする住宅です。
8月24日には鉄筋の組立作業を行いました。鉄筋組立とは、建物の基礎や構造体を支えるために、鉄筋を配置し組み立てる作業です。
次の重要なステップとして、8月28日に建築確認検査を受ける予定で、この検査は建設工事が法的な建築基準に適合しているかを確認するものです。
検査に合格しなければ、コンクリートの打設(基礎や構造体にコンクリートを流し込む作業)を進めることができません。
そのため、現場では検査の前日に社内検査を行う予定です。
この社内検査を通じて、28日の公式な検査で最良の状態で臨むことができるよう準備を整える計画です。
この報告では、今後のZEHの家の建設工程の重要な部分を示しており、建築基準に準拠した質の高い住宅ができる過程を記録していきます。