江戸時代から続く旧家の伝統美を生かし、居住性を高める。

江戸時代から続く旧家の大規模な修繕です。 既存の柱・梁を生かしたまま、新たにプランニングし、その間取りに合わせて構造を補強していきました。まず、基礎はすべて防湿コンクリートを打設して湿気対策を施し、耐震性を向上するため、柱、梁の仕口にダンパーを取付けました。内部は古い柱・梁の使える部分を残し、大きな丸太梁を2本架け替え、20cm角以上の桧の大黒柱を新設。室内
イメージ クリックで拡大表示 の既存天井を撤去して、小屋組みを見せる小屋組み天井にしました。小屋組みは一本一本金物補強、埋め木補強、洗い、塗装を行い、古さを生かした内観としました。
大屋根は丸太の骨組みだけ残しすべて取り替え、ところどころにガラスの瓦を葺き室内を明るく開放的に演出。デザイン的にも日本建築の美しさを再認識させる屋根に仕上がりました。
設備面ではシステムキッチン、ガス温水床暖房、エネファーム、警備システム、門扉の電気錠などすべて一新。昔の趣を残しつつ、現代風の要素を取り入れました。
工事には1年かかりましたが、価値ある住まいとして、次世代へ住み継いでいただきたいと社員一同願っております。
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W様邸古民家再生工事

構造 木造
階数 2階建て
建築面積 224.48m2
延床面積 322.27m2
竣工年月日 平成24年2月26日
設計・監理 平井憲一建築事務所
施工 (株)日の出組

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